S2Kトレードブログ

売買記録、トレードテク、銘柄分析など

儲ける相場から生き残る相場へ

   

昨日の記事でドル円が上値試しをする局面じゃないかと書きましたが結果はハズレ。ナイトセッションで17,300円くらいだった先物が今日のザラバで16,300円台まで下落、高値から1,000円の暴落となりました。

ドル円がMACDのクロスで上抜けのパターンと思いきや全否定ってどんだけ弱いんだ、これは危険が危ない!ということで昨日買ったいちごHDを寄りで損切り。監視している現物株で投げ売りが出ているのを見て、反転どころかここが本格的な下げスタートになる可能性アリと判断してソフトバンク、マザーズコア投信などをショートしました。ソフトバンクは引け前に決済しましたが、一瞬で利が乗ってビックリ…。とはいえショートの利益以上に持ち株が下落して結局前日比マイナスで終了。先日保有株を整理して現金比率を80%以上に高めていたにもかかわらず結構な評価減で、もしポジ縮小をしてなかったらエライことになっていました。儲けるより生き残ることを優先する相場になってきましたな。

 

さて、これからの相場への向き合い方としていくつか自分用にメモ書きしておきます。

円高不況が来る?これから買うのに注意が必要な銘柄

投資で買うべきは”変化のある会社”と私は考えていますが、これは売りも同様。ここ最近のネガティブな意味での変化といえば円高でしょう。なので単純に輸出で食っている会社は買えません。自動車や電機・機械メーカーとか。って書いてるうちに安川電機が決算で下方修正を出しました…。

また、それらの企業をお客さんとしている会社も買えません。メーカーが為替の影響を緩和するためにコストカットに走る→取引先が割を食う、というのがあるので。ただ、法人を顧客に持っている会社でメーカーと全く関わりがないというところもあんまり無いかもしれませんねえ。極端に言うとtoBで稼ぐ会社を避けとけば(当面は)問題なさそうか。世の中つながっていますので時間の問題でしょうけど。

それから内需なら大丈夫と思い込むのはリスキーだと思います。大手メーカーや関連会社、その取引先がコケれば、そこで働いている人とその家族のサイフの紐が固くなるわけですからね。長期保有するなら2007-2009年あたりの業績変化をチェックして、外部環境悪化に対する耐性の有無や、影響が出てくるまでのタイムラグなどを把握しておいた方が良いかもしれません。

反対に、円高が追い風でtoCで必需品を扱う企業が買いでしょうか。100円ショップとか、食品のディスカウントショップとか。そういえば市場が荒れる中でも100均のセリアは堅調な動きをしてますね。

 

退場する人・生き残る人

明日以降株価が持ち直して再度上昇を始める可能性も無くはないですけど、普通に考えれば下げトレンドに入っちゃってます。中国の景気減速がどうこう言われてますけど、個人的には単に相場の周期なんだと思ってます。レイダリオの動画で説明されているような。なので、しばらくは下げの期間が続くと素直に捉えた方が良いかと考えています。

で、2007年にもこんな状況あったなあ〜歴史は繰り返すなあ〜などと思ってたんですが、そういえばリーマンショックを挟んで生き残った人と退場した人がいることを思い出し。自分が退場パターンに陥らないようにするためにも、私が見聞きした退場パターンをちょっと書いておきます。

退場パターン

投機銘柄・ボロ株の塩漬け

初心者がイナゴ銘柄に飛びついてそのまま塩漬けになるやつです。株初心者の人は全員以下のサイトを見て、塩漬けはイカンと頭に焼き付けるべきでしょうな。

はじめての株日記

# >飲茶さん こんな紹介の仕方でスミマセン

 

急成長銘柄への執着

大幅増収・増益という夢を見させてくれる成長企業は華がありますよね。四季報のコメントも数字もすばらしく、将来の成長性から逆算した現在の株価は割安である、みたいな話。でもね、ビジネスは投資→回収ですから、大幅成長を期待するなら大きな投資が必要になるわけです。で、投資・回収を繰り返しているうちにどこかのタイミングで投資に見合うリターンが得られなくなる時が来ます。そして下方修正が続いて株価が暴落すると。うまい経営者はそうなる前にブレーキを踏んであえて成長率を抑えて投資・回収のタイミングを合わせるということをやってのけますが、設立から年数が浅く、イケイケで来た会社の経営者には難しいでしょうね。リーマンショックを経験していない会社なんかは特に。で、こういう銘柄だと気付いたらさっさと利食いなり損切りなりすれば良いのですが、含み損に耐えてがんばってしまう人がいました。数年後、株価は高値から1/5以下まで下げて上場廃止へ…。それなりに投資のキャリアがある人でもハマったので、自分もいつハマるかわかりません。銘柄に惚れ込まないよう気を付けたいと思います。

 

損切り遅れor損切りできない

上の2つの話とも関連しますが、損切りが遅過ぎる、または損切りができない人。これも退場しましたね。破産まではいきませんが、大金を失い心が折れたとのことで相場から離れてしまいました。私の周りで昨年から株を始めた人がいまして、その人には口を酸っぱくして「マイナス○%でカット」のように自分の感情と無関係に損切りするルールを作って守れと言っています。昨年は「売ったら上がった」とさんざん文句を言われましたが、今年に入ってからは「売っといて良かった」となり、損切りできなかったときのまずさを実感しているようです。ちょっと話が逸れますが、村上龍の『希望の国のエクソダス』の中で”極めて確率が低いけど、もし起こると致命的になること”のリスクについて触れている部分がありますが、損切りもまさにそれ。十中八九損切りが無駄になったとしても、そのうち一・二回ある取り返しのつかない状況に陥るリスク。それを回避できれば大損することはないですから。

有名トレーダーのテスタさんがブログ

結果的には破産リスクを負ってればおそらく最終的にプラスにできたのでしょうけど

それは90何%かはそうなりますが

残り数パーは破産してたと思います

と書いてましたけど、私もこの考え方が重要だと思っている派です。

買った株が売った後に上がるのは悔しいというのは人間の自然な感情なのでしかたない。でも自分で決めたルールに抵触したら損切る、この行動は正しいという考え。後から上がったか下がったかで正しいか誤りかを決めているとブレます。そうではなく、リスクが一定以上大きくなる前に止めるというのが損切りだと。

自分に都合の良い判断をして失敗しないよう、改めてここに書いておきます。

 

とまあダラダラ書いてますが、全て私の個人的な考えです。何でもそうですけど、自分の頭で仮説を考え検証していくってのが王道じゃないですかね。人の言うこと鵜呑みにしてたら先はないと思うな。

 - 雑記