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絶好の投資チャンスだった建設ICTと福井コンピュータ

   

気がつけば9月も下旬で時の流れの早さに戦慄する今日この頃です。

さて、今回は建設ICTにおける投資チャンスの振り返り。次に同じような機会が訪れたときに見返したいので書き残しておきます。

 

建設ICTとは

ICTの全面的な活用

今後、我が国において生産年齢人口が減少することが予想されている中、建設分野において、生産性向上は避けられない課題です。
国土交通省においては、建設現場における生産性を向上させ、魅力ある建設現場を目指す新しい取組であるi-Construction を進めることとしました。
i-Construction によって、建設現場における一人一人の生産性を向上させ、企業の経営環境を改善し、建設現場に携わる人の賃金の水準の向上を図るとともに安全性の確保を推進していきたいと考えています。

国土交通省「ICTの全面的な活用について」より

今まで人が余っていた建設業界において、人が足りなくなるという単純ではあるものの大きな変化が訪れようとしています。

そこでITを使って省力化を図り、労働人口減に対応しようというお話です。

 

投資機会 – 約束された勝利 –

ITで効率アップという話はよくあるものです。では今回の建設ICT(i-construction)は何が違うのか?

 国交省は、アイ・コンストラクション施策の中で、16年度から「土工へのICTの全面的な活用」を強力に推進する。その活用具体策として、衛星測位技術やICTを使い、調査・測量から設計、施工、検査、維持管理・更新に至るまでの建設生産プロセス全体をシームレス化し、手戻りの発生などフェーズごとに生じる非効率を排除すると宣言している。

そのために15項目の3次元データ対応型の基準類整備、ICT建機用の積算基準新設などを進め、わずか4カ月という異例のスピードで実施体制を整えた。

【挑戦!I-CONSTRUCTION①】実際の機器、重機で20人が互いに実習 測器、衛星、ソフト、建機、レンタル、道路施工が完全協力 より

まずお上の危機感が違います。上記のとおりお役所にしてはスピーディーに話が進んでいます。

そして投資チャンスが確定する決定的なプレスリリースが出ます。

どういうことか?

建設業界は新基準が強制され従わざるを得ません。この中で私が注目したのは3次元点群データについてです。新たに3次元点群データを用意する必要があるため、そのためのソフトウェアを購入しなくてはならなくなりました。これは福井コンピュータ、CTSといった測量ソフトウェア販売会社にとっては強力な追い風となります。

 

頭ひとつ抜けている福井コンピュータ

建設ICTの好機をうまく捉えたのが福井コンピュータでした。同社は3D点群ソフトで顧客を掴み、業績を積み上げていきます。このあたりは月次情報を見れば一目瞭然でしょう。

なおドローンがどうとかはあんまり考えなくていいと思います。測量の世界ではUAVという飛行物の利用は以前からあるわけで、それが飛躍の源泉になるとは考えにくいです。

業界関係者も目をつける

同業アイサンテクノロジーの創業者である加藤清久氏も福井コンピュータに近付きます。正確な時期は不明ですが、数ヶ月前から福井コンピュータの大株主に同氏が顔を出しています。アイサンではなく競合の福井コンピュータをわざわざ買っているのです。福井コンピュータが業界の中の人から見ても評価される企業という証左ではないでしょうか。

 

まとめ

建設ICT(i-construction)という強制力を伴う追い風と、その中で頭角を表す福井コンピュータ。業績が上がるのはほぼ確定ですから、後は買って持っておけばいいというシンプルな投資チャンスでした。案外カンタンな話です。が、東証の知能指数が右肩下がりなせいか、業績という数字に現れ誰でもわかるようになるまで株価は中々動きませんでした。おかげで私のようなスローな動きの人間でもうまいこと利益を上げられてラッキーだったなあと思います。

なお福井コンピュータはPER40倍代で売る予定でしたが、その手前で上髭を付けたので利食いしました。また下げれば買いますが、上がってしまった場合は5Cルールに反するということで見送る予定です。

とはいえ建設ICTの追い風はまだ続いていますので、恩恵を受ける銘柄は押さえておきたい。というわけで今は相対的に割安なシーティーエスに乗り換えています。現在PER11.9倍ですが、PER20倍1,400円くらいまではいけるかなと踏んでいます。

 

参考メモ

・福井コンピュータ

この記事を書いた時点の株価: 円 →本日の株価

・シーティーエス

この記事を書いた時点の株価: 円 →本日の株価

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