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タイセイ 平成30年9月期 第3四半期決算

   

持ち株のタイセイが3Q決算を発表しました。

基本的に持ちっぱなしなのですが、久々に数字をチェックします。

3Q決算

定性情報

以下決算短信より引用。気になった箇所を黄色で網掛けしています。

当社のインターネット通販サイト「cotta」(以下「コッタ」という。)では、公式SNSを通じたお菓子・パンづくりの動画配信、特にお客様にご好評いただいております著名シェフおよびパティシエによるライブ配信に積極的に取り組みました。加えて平成29年10月には全国ネットの人気テレビ番組でコッタの商品が紹介されるなどマスメディアへの露出度も高くなったことで、コッタの認知度が向上し、集客力アップへと繋がりました。その結果、今年の2月のバレンタイン前には、大手検索サイトGoogleでの“バレンタイン”のビッグワードでコッタのバレンタイン特集ページが第1位となりました。それにより、バレンタイン商戦のみならず、バレンタイン後も好調に推移いたしました。さらに、コッタにおいて運営している通信講座の「おうちパンマスター」も好評で、平成28年9月開始からの受
講者数は累計で2,005名(平成30年6月末日現在)となりました。
このように、コッタを企画運営している当社連結子会社の株式会社TUKURUとともに、「非価格競争戦略」を行い、お菓子・パン作りの専門総合サイトとしてコッタのクオリティーを高めてまいりました。
商品開発につきましては、厨房用品などの生活用雑貨に強みを持つ株式会社ヒラカワ(連結子会社)と当社との間で共同開発を積極的に行い、コッタをはじめとした当社グループにおける厨房用品・雑貨等のアイテム数が増加し、売上高の増加にも寄与いたしました。
また、平成29年8月より導入を開始した音声ピッキングも順調に機能しており、出荷作業の効率化によって人手不足の中でも今後の売上高の増加に対応できる体制が整いました。
なお、各運送会社との関係につきましては、引き続き友好的な関係を保つことができ、当社からの出荷は円滑に行われました。
以上の結果、売上高4,946,648千円(前年同四半期比5.1%増)、営業利益340,997千円(同21.3%増)、経常利益374,678千円(同18.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益257,162千円(同14.1%増)となりました。
前述しましたとおり、売上よりも粗利重視の経営施策を実行してまいりましたが、それを反映した業績となりました。

平成30年9月期 第3四半期決算短信

ざっとまとめると、キーワードは

  1. SEOによる流入数アップ
  2. おうちパンマスターによるアップセル
  3. 安売り回避による客単価維持・向上
  4. 既存商品のラインナップ拡大によるアップセル
  5. 出荷作業の効率化
  6. 粗利重視

でしょうか。

好調なサイト流入者数に対して既存商品・新規商品で売上拡大をしていくという至極まっとうな話。オーガニック検索の流入が多いサイトは集客コストが低いのが強みとなりますが、コスト優位だからといって安易な安売りに走らない点が良いと思います。

粗利率向上

私が特に気になったのは6の粗利重視で、過去2期ほど遡って粗利の推移を調べてみました。(下図)

確かに今期2Qから水準が切り上がっていますね。3QをQonQで見ると、34.4%→36.6%→39.2%と粗利率が上昇しています。データが無いので推測ですが、原価削減というより客数増加と客単価アップによるものかなと見ています。

もう少し深掘りしてみます。

今度は売上に対する販管費の比率の推移を併せてチェックしてみます。(下図)

物流費上昇の影響を懸命に抑えていることがわかります。粗利は上げて販管費は抑えてって、地味ですが素晴らしい舵取りだなあと唸ってしまいました。

営業キャッシュフロー増加

そうなると次に気になるのがキャッシュです。

ということでキャッシュフローの推移を調べてみましたが、案の定営業CFが増えてます。2Q決算のとき気付いていませんでした^^;

 

決算数字

さて、今回の決算数字を見てみます。

株探決算 タイセイ

今期予想に対して売上・利益とも問題なし。

ただQonQでマイナスの数字が見栄え悪いですね。分母が小さい数字は割り算より引き算で比較するのがデータ分析の基本ですが、そこまで株探に求めるのは酷でしょうか。

なお過去データから数字を追って、季節性も加味するとほぼ確実に上方修正になると見ています。

 

株式分割・分売

決算と同時に、東証一部昇格を見据えた株式分割と分売が発表されました。

ついに来たなという感想です。# 思ったより早かった。

目先の株価の動きはともかく、今後のビジネスの拡がりを考えるとワクワクする銘柄です^^

 

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