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アドソル日進(3837)のIRに期待

      2016/06/08

先週末のダウナスはサゲサゲ。週明けの日経も連れて下がりそうです。

さて、今回はアドソル日進(3837)について。色々と調べたこと・考えたことをメモ的に書いておきます。

 

アドソル日進とは

公共インフラ(特に電力・ガス系)に強いシステム開発会社で、JASDAQ上場の小型株です。会社規模に対してPMP資格の所有者が多く、マネジメント力を含めた技術力に強みを持っています。

また、新電力・スマートメーター、IoT、セキュリティーなど複数のテーマに引っかかっているのが特徴です。

企業サイト:http://www.adniss.jp/

 

スマートメーター普及の波に乗るアドソル

アドソルの稼ぎ頭は社会システム事業部で、ここが売上の6割を稼いでいます。

業績は好調、スマートメーター普及とともに収益を伸ばしています。

社会システム事業部:収益

2016年3月期第2四半期決算説明資料

なおスマートメーターはこれから普及する・しないという次元ではなく、国が「やる」ともう既に決めているものです。

スマートメーターの導入促進に伴う課題と対応について

経済産業省「スマートメーターの導入促進に伴う課題と対応について」

この追い風を受けて社会システム事業部は順調に業績を伸ばしていくでしょう。

アドソルはこの事業部の稼ぎで食っていける見通しが立っているからこそ、IoT×セキュリティーのような新しい分野にも展開しやすいのかもしれませんね。またスマートメーターの仕事で複数の電力会社とつながりができていますので、そのままセキュリティー関連などをクロスセルしていくことも考えられます。スマートメーター×セキュリティー分野で頭一つ抜けた存在になったらおもしろいなあと思います。

 

マーケットインで需要を獲りにいくスタイル

アドソルは複数のテーマにヒットしていると書きましたが、これって偶然でしょうか?

以下はアドソルの沿革です。

アドソル沿革

アドソル日進 会社案内

制御系を核に公共・移動体・金融関連のサービスを展開してきています。これを見る限り、その時代その時代で需要があるところにサービスを提供していくマーケットインの発想でビジネスをやってるのではないでしょうか?となると、市場で新たなテーマが立ち上がるとアドソルもキャッチアップしていく、結果として株式市場で複数のテーマに該当する会社になるという話なのかもしれません。ちゃんと需要のあるところで商売をしている点で業績にも安心感がありますし、うまくいけば株式市場のテーマにも乗れるという株式投資上のうまみがあります。

 

メディアを活用して自らしかけていく

アドソルは日経関連のメディアをうまく使って認知度向上・イメージアップを図っています。

以前株価が急騰したときも日経に記事が乗ったのがきっかけでした。

アドソル日進 <3837> [JQ]が続急伸。日経産業新聞が17日付で「システム開発でジャスダック上場のアドソル日進は、産業機器などがサイバー攻撃を受けても被害部分を隔離することで拡大を防ぐ組み込み型基本ソフト(OS)の提供を始める」と報じたことが買い材料視された。

【材料】アドソル日進が続急伸、「サイバー攻撃に対抗する組み込みソフトを提供」

アドソルは日経に協賛するなどして同メディアにお金を落としています。つまり種まきはしてるんです笑

技術志向の会社だと「いいものを作っていれば売れる」という発想になりがちですが、アドソルのような知名度が高くない企業はメディアを使ってアピールしないとそもそも存在を認識されません。ここらのマーケティング的な発想、需要を作っていこうとする経営的発想といった”当たり前のこと”をきちんとやっているのが◎です。

 

株価上昇のカタリスト

色々あるのですが特に気になっているものをピックアップ。

以下は中間決算説明会の動画です。

IR STREET:「アドソル日進」 2016年3月期第2四半期 決算説明会

動画33:30あたりで、とあるメーカーの自動車がハッキング可能なことが発覚して140万台がリコールになったというアメリカの事案を紹介しています。これはおそらく以下の動画のことでしょう。

Hackers Remotely Kill a Jeep on the Highway—With Me in It

これ確かに強烈な印象が残りますね。PCがハッキングされるのと違って命の危険があるわけですから。動画の運転者も思わずPTSDって口走ってます。

話を決算動画に戻します。

動画中の40:02あたりでサンノゼのR&Dセンター開設について「これはまだIR発表していないので、12月後半にはIR発表したい」と言っています。自動車メーカー・ロボットメーカーの人と一緒に研究開発をする拠点のようですが、もし「自動運転×セキュリティー」というIRが出た場合株価が急騰する可能性があります。

アナリストレポートでも自動運転について触れていますし、もしかしたらと期待してしまいます。

今年話題となったクルマの自動運転にも同社のセキュリティ技術が関係してくる可能性があります。自動車やロボットといった分野でのセキュリティ対策が本格化しつつある中で脚光を浴びると期待されます。

プライムコミュニケーションズ「アドソル日進(東証JASDAQ・3837)」より引用

ちなみに7月に以下の情報が出たときはストップ高でした。

<3837> アドソル 1470 +300
ストップ高。産業機械などがサイバー攻撃を受けても被害部分を隔離することで拡大を防ぐ組み込み型基本ソフト(OS)の提供を始めると一部専門紙で報じられている。米リンクス・ソフトウェア・テクノロジーズ製のOSを国内で展開し、IoT機器を狙う攻撃に対抗するという。アドソルはトヨタ自<7203>の自動車用OSを開発してきた実績があり、リンクスの製品を応用し他の産業機器にも事業を広げる狙いとしている。

【材料】アドソル—ストップ高、サイバー攻撃の拡大防ぐ組み込みソフト発売

このときは上述の日経産業新聞の記事掲載もあったのでインパクトが強かったのだと思います。

動画中で12月後半に出すと言っているIRではどんな見せ方をしてくるのか?

アドソルのIR担当者の腕に期待しておきます。

 

以上です。

アドソルはちょうど創業40周年ということもあるのか、今年やる気を感じます。ホームページも新しくなりましたし、IRリリースも積極的になったような?

上記では触れてませんけど、金融関連事業でもツボをつくような材料出そうで中々おもしろい会社です。

短期的な株価の動きはわかりませんが、中長期で上昇トレンドを描いてほしいなあと思いながらホールドしてます。

 

参考メモ

この記事を書いた時点の株価: 円 →本日の株価

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