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ピープル(7865)平成28年1月期 第2四半期決算

      2015/12/05

今日も先物は大暴れ、寄り底から打ち上げて最後は落とすという売りも買いも損切りさせるような激しい値動きでした。個別株の方はみなさん警戒心が高まっているせいか、そこまで激しくなかったようには思いますが。。

さて、先日ご紹介したピープル中間決算を発表しました。業績自体は先の上方修正でわかっていましたが、今回の決算書で改めて目についたところをメモしておきます。

「(1)経営成績に関する定性的情報」より

定番でロングセラーの3つのシリーズの好調から見られる共通点は、ブランド化し購入価格に左右されていない
点にあり、当期の玩具部門売上回復を力強く牽引してる特徴だと捉えています。

ピープルが今期数字を伸ばしている背景には商品の値上げがあります。コモディティ化された商品だと値上げをした途端に売上が落ちてしまいがちですが、同社の商品は -独創性なのか信用力なのかわかりませんが- ブランド力によって売れ行きが保たれているようです。以前、別のブログでクックパッドを例にブランドイメージの大切さについて触れたことがありますが、ブランドイメージが確立された企業(商品)は強いです。他社から”似たような別のモノ”が出てきても消費者は支持しません。ピープルが値上げをしても売上が伸びているのはまさしくこのブランド力のおかげです。ココが崩れなければ他社製品への競争力も保たれ好業績が続くと私は考えています。

経費では売上増の中心が定番品であるため広告宣伝費が効率化されています。これらが影響し当第2四半期累計段階の営業利益は2億42百万円となり前年同期間対比273.7%増と大きく構造改善が進んでいます。

広告宣伝費を見ると前年の同時期が108,869千円で今回が93,373千円、差し引き15,496千円のコスト減少です。売上と広告宣伝費の比率で見ると前期は売上に対して広告費が7.3%かかっていましたが、今期は4.7%と低く抑えられています。これは商品が流通店舗と顧客の支持を得ているということでしょう。売り込まなくても売れる状態です。
また、広告宣伝費を抑えた分、研究開発費に回しているようです。(前期72,290千円→今期82,415千円)
既存商品で稼ぎつつ新商品開発で新たな収益源を増やしていく、この構造がうまくいけば来期以降も期待できそうです。

「(3)業績予想に関する定性的情報」より

(次期第3四半期見通し)
次期第3四半期では、玩具部門で新製品・リニューアル品等のセルインが当上半期最終月に集中した事から、当第3四半期新製品セルイン点数が若干前年点数を下回る事、自転車では当第3四半期に再び既存品の値上げが相次ぐ事等から、国内販売は依然前年を1割強超える好調は続くものの、上半期に比べ落ち着きを見せると予想しています。また、海外販売では、前年同期間の9月度が出荷調整月間に当たったのに対し、当期は潤沢な出荷が予想される上、円換算レート増で当第3四半期の売上増が想定されていますので、国内外合わせた当第3四半期会計期間の総売上高は122%を見通ししています。

引き続き値上げによる売上増・利益率アップが見込めそうですが、はたしてどうなるものか?

3Qの業績予想は以下のとおり。

ピープル:3Q予想

ヨミの数字についてはちょっと保守的な気もしますが、”最低限これぐらいはいける”という感じでしょうか。十中八九、上方修正になるように思います。とりあえず月次報告を要チェックですね。

 

以上です。

ピープルは売上アップとコストカットの施策がうまい具合に噛み合っていますね。子ども向け市場はシュリンクするばかりでダメかと思いきや、アイディアとコストコントロールでこれだけの好業績を上げているのはスゴイと思います。

ただし明日の株価はどうなるかわかりません。地合も良くないですし、既に上方修正も出ていることから織り込み済で売られるかもしれません。とりあえず上がるようお祈りはしておきます^^

 

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