S2Kトレードブログ

売買記録、トレードテク、銘柄分析など

株とストレス – 精神的負荷をコントロールする –

   

世界同時株安から一週間、日経平均は19,136.32円で終了しました。先週金曜日の終値が19,435.83円でしたので、-299.51円のところまで戻しています。8/25の終値が17,806.7円だったことを考えると急激に戻しましたね。

さて、この一週間の下げで持ち株が含み損になった方、暴落中に損切りした方も多かったと思います。私も持ち株の大部分を一旦利益確定orロスカットしました。その後の戻し局面で買い戻すことはできず、結局売った株が自分の売却価格を大幅に上回っていくのを見ているだけでした。売った株が短期間で大幅に上がるとせっかく損切りしたのがムダに思えて非常にストレスを感じます。かといって保有し続けて損が広がるのもマズイわけで、損切り自体は間違っていなかっとは思いますがちょっと自信がなくなりますね^^;

私は今回の経験をきっかけに投資方針を変えました。これまでポジションを小さくしておけばいざ暴落しても耐えられると考えていましたが、実際にはロスが出ただけで終わり、これは投資戦略としては微妙だと思ったからです。もちろん損失額を小さくできたという面では良かったのですが、もっと前向きに、極端にいえば暴落をチャンスと捉えられるような投資スタイルに変えていかないと先がないなと思うわけです。

また、もうひとつの問題が暴落・反騰に振り回される精神的な負荷です。株は損するのも辛いのですが、売った株・狙ってた株が上がって儲け損なうのも辛いんですよね。書いててワガママだなあと思いますが、欲が出てしまうのです笑。

精神的に消耗しない投資方法を考える

短期的な上下で消耗するのがアホらしくなってきたこともあり、もっと余裕のあるやり方を考えてみます。現時点で考えている方法は以下のとおり。

長期投資を基本にする

売買の時間軸を数年で考えます。
日々の値動きを追うとどうしても短期売買になります。短期売買(トレード)は長期投資と比べてチャートや歩み値を読む集中力も必要になりますし、想定外の要因で上下に値が飛ぶことも少なくありません。今回の暴落時のように皆がいっせいに同じ方向(売り)を向いている場合にはその後の反転狙いで買いを入れてみるのも一つの手ではありますが、通常売り手・買い手が乱れる短期的な値動きは不確実性が高く、不確実なものを当てなければならない状況は精神的に消耗します。

高配当銘柄を買う

配当金狙いなら、期待利回り以上で買えたなら買った瞬間に勝ちが確定します。上がれば儲け物ですし、下げたらむしろ買い増しチャンスですからね。個人的には成長株への投資が好きなのですが、成長の罠(※)なんてのもありますし、長期で考えると結局は高配当銘柄の方に分があるのかもしれません。

※)成長の罠についてはこちらの書籍を参照

複利の効果を狙う

72の法則をご存知でしょうか?詳細はリンク先をご覧いただければと思いますが、ひとことで言えば複利のチカラは侮れないということです。利回り4%の株を持っている場合、72/4=18年で元本が2倍になります(!)。実際には税金の関係でブレがありますが、配当金でさらに高配当銘柄を買い続けることで複利の恩恵にあずかることができるのです。配当金が減らない限り確実に勝てるゲームなので日々の株価にオロオロする必要もありません。リスクを取る代わりに時間をかける、というイメージですね。

証券口座のお金は”既に使ったお金”と考える

投資を事業と考えると、証券口座に入れたタネ銭は事業用の資金です。事業用に入れた時点で、その資金はなくなったものと考えます。工場や機械を買うために使ったと考えるのです。帰ってくるのは配当金や株主優待だけ。証券口座のタネ銭は元々帰ってこないお金だと思えば、それが増減しても冷静さを保ちやすくなり、ストレスも緩和されるのではないでしょうか?

 

戦略的撤退!思い切って休むのも悪くない

今回の暴落は凄まじかったですが、日経平均を月足チャートで見ると長い下ヒゲをつけていますし、底堅いといえば底堅いです。リーマンショックのときのように大御所の破綻など致命的なキッカケがなければ再度上をめざす展開になりそうです。

日経平均月足チャート
日経平均株価【998407】:国内指数 – Yahoo!ファイナンス

とはいえ数ヶ月は調整でしょうし、そのまま下へ向かって下がり続ける可能性もなくはありません。調整期間が終わり、日経が高値更新をするのであれば改めて買うというの一手と考えています。

私は日経は7年程度のサイクルで上げ相場が来るものと考えています。今から日経が数年沈んでもその数年後にまた上げ相場は来ます(どこまで上がるかの”上げ幅”はわかりませんが)。なので、そこで改めて投資を再開してもいいかなあと思います。株ブログを見ても引退宣言がチラホラありますし。私も2007年〜2012年まではお休みしてました。たまたま昨夜私より投資歴が長い(15年程?)友人と飲んだのですが、その人に至っては今回の暴落前に日経がヨコヨコになった時点で全株売却済とのことでした。

確実に勝てるときだけ勝負するという発想はパフォーマンスはもちろん精神面でも◎ですね。

 

 

 

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